空を設定する。BP_sky_sphere(簡単に空をいい感じに設定できる無料のブループリント)を設定するやり方。
◆1 DirectionalLight、BP_sky_sphereaを配置。
◆2 BP_sky_sphereaのDirectionalLightActorをDirectionalLightに設定。
◆3 DirectionalLightの角度パラメータを変更(したい太陽の位置に)
◆4 BP_sky_sphereaのRefreshMaterialを押す。
◆5 DirectionalLightとBP_sky_sphereaがリンクされた状態が設定される。
まず適当にレベルを作成し、そこに地面と適当なオブジェクトとDirectionalLightを配置する。そうすると真っ暗な空の空間が出来上がる。
次にアクタを配置からBP_sky_sphereとスカイライト(なくても問題ない)を配置する。
BP_sky_sphereとは簡単に空を表現できるブループリントで、雲のスピードや時刻による空の色を設定できるのでおすすめのアセットだ。
それらを配置すると空が夕焼け色になる(BPskyの初期設定値が夕焼けになっているから)。
ここまで出来たらBP_sky_sphereの詳細パネルでSunHeightのパラメーターをいじってみよう。空の状態が簡単に変えられるはずだ。
このまま空の設定をしてしまうこともありだが、せかっくなら最初に配置したDirectionalLight(太陽)とリンクさせてみよう。(リンクさせるとSunHeightの値は変更できなくなる)
BP_sky_sphereを選択し、詳細パネルのDirectionalLightActorという項目を変更する。プルボタンを押せばDirectionalLightという項目がでてくるのでそれを選択しよう。
これでBP_sky_sphereとDirectionalLightのリンクは完成だ。
ここをリンクさせると何ができるかというと、DirectionalLightの位置(太陽の位置)を設定すれば、自動でBP_sky_sphereもその太陽の位置をシュミレートした空に変化してくれる。夕焼け時の太陽の位置を設定すれば、空の色も夕焼けになるということだ。とても便利。
ではリンクができたところで、DirectionalLightの位置(角度)を45~46度に設定してみよう(昼間の太陽の位置)。
DirectionalLightの設定ができたら、次はBP_sky_sphereを選択しRefreshMaterialを押す。
※このチェックを押さないと空は変化しない。自動で勝手に変化はしてくれないのでこのチェックを押して更新してあげよう。ここは忘れがち。
そうすると。空の色が太陽の位置に合わせて昼間の青空になっている。
以上で空の設定/BP_sky_sphereのセットアップは完了。
DirectionalLightの角度を変えていろいろな空を作ってみると使い方がわかってくると思う。
少し影が暗いと感じることがあれば、ビルドを押してみよう。冒頭に配置したスカイライトが影に反映され、全体的にソフトな印象に変化する。
空を作っていく流れとしては
1 DirectionalLightを設定
2 BP_sky_sphereを選択しRefreshMaterial
3 ビルドをし、スカイライトを反映
これでそれっぽい絵作りはできる(んーめんどい)。